おおいた・いとでんわ
プロジェクトとは

このページは視覚障害がある方用が音声再生をすること前提にテキスト情報のみまとめたページになります。

「おおいた・いとでんわプロジェクト」では、災害時に視覚障害者の方も含めた、誰一人取り残さない支援を目指しています。

「おおいた・いとでんわプロジェクト」とは、要配慮者を対象にウェブサイトを活用し、災害時の要望を集め、支援団体へニーズを届ける活動です。
※要配慮者とは『高齢者』『障がい者』『乳幼児のいる家庭』などを指します。
※おおいた・いとでんわプロジェクトでは、事前登録を受付しています。

要配慮者への支援内容について

災害時に支援システムを利用する事で要望を収集し、支援団体へ集めた要望の提供。
ホテルのバリアフリー調査と情報発信。
※災害時のホテル利用に関しては、バリアフリー情報提供を目的にしていることから、特別な割引や介助サービス、優先対応等を求めるものではありません。

支援体制の構築について

要配慮者の要望を伝えてくれる「結び手」となるメッセンジャーの構築。
支援団体や連携団体の方々と協力して、支援体制とシステムの構築。
平常時から顔の見える関係づくり(オンライン災害訓練)。
地域での経済活動の維持。
被災地周辺の商店などから支援物品の購入。

災害時に届きにくい、小さな声をつなぐ為のプラットフォームとは

災害時は、高齢者、障がいのある方、乳幼児のいる家庭の方などは、様々な理由で避難しづらい、できない状況があります。そのため、必要な要望が支援者や支援団体に届きづらいという課題がありました。
災害時に届きにくい、小さな声をつなぐ確かなものにする、要配慮者のためのプラットフォームです。

支援システムについて

本ウェブサイトにある「新規登録」から事前登録することで、『支援システム』をご利用いただけます。
必ず支援を受けられるものではありません。しかし、これまで必要な情報がとどきづらいという現状をこの事前登録により少しでも要配慮者のお役にたてたらとの思いです。
ご家庭によって、必要なモノはすべて違います。
本ウェブサイトにある窓口から情報を入力し、送信していただくことで少しでも早く支援団体へ送ることができます。そのためのシステムです。

利用対象者について

このシステムの利用対象者は、大分県在住の災害時要配慮者と呼ばれる人の中でも特に以下の方々を主な対象としてご利用いただけます。
対象の方で災害時にシステムのご利用をお考えの方は、登録をお願いします。
※ここでの、要配慮者とは(障がい者、高齢者、乳幼児のいる家庭、妊婦)を指す。

災害時に困らないために

災害に備えた準備が必要です。
日頃から準備できるものは準備しておきましょう。
周辺環境の確認(ハザードマップや避難所、避難経路情報)。
避難ができない状況も考慮して、最低3日間は過ごせる備蓄を準備しましょう。
非常用の持ち出し品をまとめておきましょう。

要配慮者に必要な用品

災害時に、自分たちが特に必要とするものなどを事前に準備しておくことが重要です。
以下に紹介するものは、一部になりますがこちらの情報を参考に物資の備蓄をしておきましょう。

日用品:タオルケット、クッション、ひざ掛け、各サイズのタオル、各サイズのポリ袋、新聞紙、防寒着など。
医療関係:絆創膏、医療用テープ、消毒液、留置カテーテル、自己導尿カテーテル、集尿器など。

介護用品:おとな用紙おむつ(フラットタイプ)、おとな用紙おむつ(リハビリパンツ)、尿取りパッド、尿器、プラスチック手袋、おしり拭き、除菌シートなど。

人材:ベットから車椅子に移乗時、移動時、衣類着脱時、排泄時、食事介助時、姿勢保持時、処置時など。

乳幼児向け:マグ(ストローボトル)、液体ミルク、瓶入り離乳食、哺乳瓶、携帯用粉ミルク、お菓子、ガーゼ、ベビー用綿棒、ベビー用爪切り、紙おむつ、防臭素材ポリ袋、虫よけシール、抱っこひもなど。

高齢者向け:円座、防寒着、シューズ、杖、各サイズのタオル、使い捨てスプーン・フォーク、楽のみなど。

その他:手動車いす、電動車いす、車いすクッション、おぼん、霧吹き、うがい受け、氷嚢など。

災害時要配慮者の視覚障がい者を対象にした「おおいた・いとでんわプロジェクト」では、視覚障がいの方がWEBで情報を取得する方法を知っていただくことで、平時、災害時のサポートに少しでもお役にたてていただきたいとの思いでヒアリングを実施しました。
紹介動画がこの後にあります。